viagra55の日記

バイアグラ、レビトラ、シアリスは全て男性機能障害の1つである勃起不全を改善する医薬品です。EDの治療に用いられるお薬です。

自律神経と脳の働きのアンバランス

ではそもそも、このタイプのEDが発生するときの身体のメカニズムはどうなっているのだろうか。

「自律神経には交感神経と副交感神経の二種類があり、どちらもバランスよく働いているときに、人間の機能はいちばん正常に作動します。脳に性的刺激を受けると、副交感神経が作動してペニスに勃起を促します。快楽が一定の高さに達すると、今度は交感神経が作動して射精を促すのです。しかし悩みを抱え込んで、怒りや不安や焦りなどのマイナス感情が激しくなると交感神経に緊張反応が起きてくるので、自律神経のバランスが崩れてしまいます。海綿体の血管が収縮して血液が流れにくくなるので勃起力も低下します。交感神経の緊張状態が長く続けば続くほど、勃起不全になる可能性は高いですね」

「人間の脳には、理性をつかさどる部分と五感を働かす動物的な部分とがあります。これらの両者の働きのバランスによって、性的な能力が左右されます。性的な興奮をもたらすのは動物的な部分の働きなのですが、セックスの最中でも悩み事を忘れられなかったりすると、理性をつかさどる部分の働きが動物的な部分より勝ってしまうので、性的興奮が抑制されて勃起しなくなることがあります」

こういう医学的説明は患者に対して安心感を与えてくれる。特にEDの患者というのは「男としてダメになった」などと必要以上に深刻になりがちであるし、逆に「根性で治すぞ!」などと感情に先走っている人も多いであろうから、こういう科学的な見方を少しでも身につけておくのは大切なことではないだろうか。

「万が一、偶発的な出来事でEDの症状に見舞われたとしても、冷静になって分析してみることが回復への近道なのです」と語っている。相手の女性のほうにもこれは言えるだろう。「男らしくない」などと余計な意味付けをせずに、「交感神経の調子が悪いだけよれ」とか「動物脳味噌が元気ないのかな」ぐらいに気楽に考えていてくれれば、男にとって癒しになるのは間違いない。

「第三の場」を持とう

このタイプのEDは、軽度であればストレスを解消していくことだけで、めきめき回復していく。村上さんが借金返済や離婚調停を終えたらペニスも元気になったように、引き金になった問題を解決するのが最善策ではあるが、困難な場合は生活習慣を変えるなどして少しでもストレス解消に努めることである。

「少量のアルコールは理性のたがをゆるめ、興奮を適度に高めます。しかし、飲みすぎれば逆効果なのはいうまでもありません。セックスのときに場所や雰囲気を変え、ときにはホテルなどを利用するのも効果的です」とアドバイスする。

「職場でも家庭でもない『第三の場』を持つといいですよ」という。アルコールを飲みカラオケを楽しむところでもいいし、趣味の集いでもいい。肝心なのは、家庭(第一の場)にも職場(第二の場)にも無関係であることだ。「EDに悩む中高年男性は、いつも早く決まった時間に帰宅し、休日も自宅にこもっているタイプに多いんです。まさに第一の場と第二の場しか持たない『伝書鳩入直ですね。どちらにもストレスが充満している状態では、集中力の欠如や自律神経の疲労をもたらし、性機能の低下につながっていきます。そういうストレスの連動を断ち切って自律神経を休ませてやる『第三の場』という安息の場が必要なのですよ」

この話を聞きながらニヤリとしてしまった。村上さんの金沢でのエピソードを思い出したからである。無意識のうちにも彼はそこに「第三の場」を見いだしたのであろう。東京でのストレスから解放され、そのときだけはEDが治癒したのだから、あまりにも劇的な効果ではないか。しかしお相手が「第二の女」であったことが火種となり、結局は「第三の場」も修羅場と化したのは周知の通り。

バイアグラだけではないED治療薬

日本国内においてED治療薬として最も有名なのは「バイアグラ」であることは周知の事実であるが、実はバイアグラが発売された1998年から現在までにはEDに対して有効な成分が開発され、ED治療薬として販売されているのはご存知だろうか?主たる分類として製品名ではなく有効成分の種類で別けられるが、シルデナフィル=バイアグラ、タダラフィル=シアリス、バルデナフィル=レビトラとなっている。それぞれのED治療薬には特徴があり、それぞれ進化しているわけだが、詳細はまた改めて記述することにします。

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